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リハビリテーション科

当院のリハビリテーション

“リハビリテーション”と言うと手術後の機能回復というイメージがありますが、老齢犬の筋力維持・肥満犬のダイエット・運動不足解消の個人(個犬)ジムなど利用目的は様々!
飼い主様のニーズ、ワンちゃんの状態に合わせて楽しくリハビリテーションを行いましょう!
合言葉は“Let’s Enjoy Rehabilitation!!”【LER】

リハビリチーム紹介

実は動物の専門的なリハビリテーションは日本ではまだそれほど普及していません。
当院では専任スタッフによるチームを結成し、取り組んでいます。
まずはチームの要になる獣医師をご紹介!

医師

  • 嶋田 竜一

    整形・神経疾患に詳しく、骨・筋肉をこよなく愛す。目標は骨・筋肉を透視できるようになること!

看護師

  • 鈴木 里実(すーさん)

    ハイテンションのお調子者!一緒に ウキウキ リハビリしましょ♪(リハビリテーションの学術発表歴あり)

  • 三橋 有紗(みっぱしさん)

    老犬大好きなマッサージ師!一緒に のんびり リハビリしましょ♪(シニア教室の開催や、講演活動もしています)

  • 向井 奈都美(むかいーさん)

    頼れる姉貴が育休から復活!一緒に ほんわか リハビリしましょ♪

  • 藤井 春希(ぼーい)

    リハビリチームの頼もしい男手!一緒に キビキビ リハビリしましょ♪

リハビリ器具紹介

さて、実際にどのような器具を使いリハビリをしていくのかを簡単にご紹介したいと思います。
各種器具を効果的に使い分けることで、当院のリハビリテーションは進行していきます。

  • アクター
    (犬用 体重免荷起立歩行装置)

    大きな器具で専用のコルセットを着用し、上から吊るすように使います。足にかかる負荷をコントロールしてあげることにより歩けない子や、バランスが上手くとれない子でも起立することができ、運動機能の回復に効果を発揮します。

  • バランスパッド

    仔犬からシニア犬まで幅広く使用することができます。低反発素材のマットで滑りずらくなっている為、しっかりと力を入れることができます。リハビリに慣れていない子でも使いやすく、後肢の筋力増強などに適しています。

  • バランスディスク

    円盤状のバランスボールで、地面との接地面が少なく不安定な構造になっています。空気圧を調整することにより揺れの大きさを調整できる為、段階をふんだリハビリが可能です。大小のサイズを組み合わせたり、他のリハビリ器具と組み合わせたりと様々な使い方ができます。

  • ドーナッツ

    バランスボールの一種で高さがありますが、完全な球体ではないので安定感もあります。 バランス感覚や、後肢の筋力アップなどに使用します。

  • ピーナッツ

    これもバランスボールの一種で楕円形ですが真ん中が少しくぼんでいるので、前肢を乗せやすい作りになっています。バランス感覚や、後肢の筋力アップなどに使用します。

  • ボーン

    骨の形になっているバランスボール。胴が長い子などが使いやすくなっています。バランスディスク(小)と組み合わせたり、ボーン2つで使用したりと使い方は様々。横揺れが大きいので体幹にもバッチリ効きます。

  • バランスボード

    円形の板の下に半球が付いており、体重を乗せることで様々な方向に傾きバランス力を鍛えることができます。ドーナツの上に乗せて使用すると、やや安定した状態でのリハビリも出来るため初心者の子も安心して行うことができます。

  • カバレッティーレール

    バーを跨いだりくぐったりする事で、肢の関節を曲げる運動ができます。高さやバー同士の間隔を変える事で運動の強度を調整することができます。バーだけではなく、三角コーンを使用してジグザグ歩行等のトレーニングも可能です。

  • トレッドミル

    ランニングマシーンです。運動量を上げたい子におすすめです。アクターと併用することで、肢が不自由な子やシニア犬などの筋力が弱った子も使うことができます。

  • 電気刺激療法

    電気刺激(EMS/TENS)により、神経と筋肉を刺激します。筋力低下時や、運動量が減った子への刺激、また疼痛緩和にも使用します。

  • 他動運動

    動物が自発的に身体の一部を動かすのではなく、治療を行う者が動物の身体の一部を動かして機能回復を図る方法です。運動の種類によっては、ご自宅で継続して実施できるように指導することができます。

    • 多動的関節可動域訓練(PROM)
    • ストレッチ
    • 屈伸運動/自転車こぎ運動
    • ひっこめ反射の誘発
  • 姿勢サポートクッション

    自力起立が困難な子の起立を補助し、主に日常介護やわんちゃんの気分転換に使用する器具ですが、立位の姿勢を保つトレーニングや立位の状態でのマッサージ・他動運動などを手軽に行うことができます。

  • マッサージ

    筋肉のコリをほぐし血液・リンパの循環を良くします。お年寄りやリハビリ前後のウォームアップ、クールダウンに行います。

施術までの流れ

  1. Step01ご相談・お問い合わせ

    まずは担当獣医師やスタッフにご相談ください。

  2. Step02リハビリ部門の獣医師による診療が必要です

    整形・神経学的な検査を行い、現在の状況を評価し、リハビリが可能か、どのようなリハビリが適しているか判断し処方します。

    検査費用(整形検査・神経検査・レントゲン検査等) ¥4,950〜
    ※ 症状に応じて必要な検査項目が変わります

  3. Step03リハビリ部門の看護師が施術を行います(完全予約制)

    獣医師の処方・指導の元、担当の看護師が施術を行います。 初回の施術では、処方されたリハビリプログラムの中で「何が好きか」「何ができるか」をひとつずつ確認し、わんちゃんの性格や状態に合わせた「目標」と「プログラム」をご提案します。 通院頻度は、わんちゃんの健康状態や飼い主様の生活スタイル、自宅でのリハビリを行えるか等の条件に合わせてご提示します。

    初回費用 ¥5,500〜6,600
    ※ 所要時間:1時間

  4. Step04リハビリ通院(完全予約制)

    リハビリ通院では、飼い主様と一緒に行うことも、わんちゃんをお預かりし、担当看護師とわんちゃんのみで行うことも可能です。わんちゃんの性格や、体の状態、飼い主様の生活スタイルなどに合わせて最適な形を探します。 いずれの場合もわんちゃん1頭1頭オリジナルの「リハビリ手帳」で現在の状況やその日行なった施術内容、ご自宅での注意点などを記録しお渡しします。

    通院費用 ¥3,080〜¥11,000
    ※ 所要時間30分〜1時間 施術時間、使用器具や施術内容によって金額が異なります

症例報告

当院のリハビリテーション科で実際に施術を行っていたわんちゃんの報告です。