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ご報告

こんにちは。
獣医師の池田です。

先月のことですが、これまで一緒に過ごしていた猫のタマが息を引き取りました。
享年20歳でした。

9年前に事故で後肢を断脚することになりましたが、
普段は3本足であることを忘れるくらい力強い足取りで、感心したものです。
一度、引越しの際に脱走したことがあるのですが、
追いかけてもとても追いつくことはできないくらい達者でした。

控えめな性格でしたが、頑固なところもあり、
同居猫のアオがご飯を取ろうと近づくと迫力のある唸り声で威厳を示していました。
普段はか細い声であまり声を出すのが得意ではないせいか、
ご飯が欲しくなると声を出さずにかごの取っ手をパタンパタンと音を立てたり、
紙をかじる音で知らせたりと工夫していました。
時折、大切な資料をかじっている時もあるので、
この音が聞こえた時は冷や汗と共にすぐご飯をあげなければいけませんでした。

なかなか頭がキレるなと感心したものです。

昨年に視力が低下してからは、
あまり体に負担をかけないように部屋の中でゆったりとした時間を過ごしていました。
アオとはあまり仲が良くなかったのですが、
一緒に寝ているときなどはとても微笑ましかったです。

11月に入ってからは、目に見えて弱ってきていて、食事もあまり食べなくなりました。

妻はタマが子猫の頃から一緒だったので、私以上になついていました。
タマにとっては、病院で過ごすよりも
なるべく自宅で妻やアオと一緒に過ごす方が良いように感じたので、
皮下点滴で負担を和らげながら過ごすことにしました。

仕事をしていると最期に立ち会うのは難しいかもしれないと思っていましたが、
11月6日の早朝、タマは私が職場に行く前にゆっくりと息を引き取りました。

きっとタマがお別れの挨拶をする時間を作ってくれたのだと思います。
最期の一息をするまで妻と一緒に見送ることができました。

もうすぐ49日を迎えます。
まだ寂しさが消えることはありませんが、
たくさんの思い出を残してくれたタマに感謝して、これからを過ごしていきたいと思います。
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