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ぬのかわブログ

ブログ看護師 鈴木の投稿

ご報告

こんにちは。看護師の鈴木です。
今回は皆さんにご報告があります。

長年ぬのかわ犬猫病院で共に働いてきた愛猫こげが、2021年1月11日にお空の仲間のもとへ旅立ちました。
昨日無事に49日を迎えたので、ご報告させていただきます。

こげは私が入社した時にはすでに病院にいた大先輩でした。
年齢ははっきりとしませんが、最低でも20歳。
向井さんと私の推測では、22歳位のおじいちゃん。
供血猫としてたくさんの猫ちゃんを助けていたこげおじぃ。
輸血の時は、本来鎮静をかけて採血しますが、大人しかったこげおじぃは毎回無鎮静で採血ができる子でした。

便秘症で色んなサプリを試したり、ご飯を変えたり、それでも出なければ浣腸したり、お薬を定期的に飲むようになってからは新人看護師の投薬の練習に付き合ったり。
こげおじぃから学んだこと、感じたことがたくさんありました。

昔は8Kgもあった巨大猫で、ダイエットに挑戦したこともありました。
最後は2.4Kgまで体重が落ちて痩せて、食べるものを探して探して…缶詰のほうが美味しいと思って大量に買っても食べるのは3日位。
最後までドライフードを食べていました。
ちなみに三ツ星の20歳用ドライフードが大好きで、小粒で食べやすそうでした!20歳用のドライフードってあんまりないのですごく助かりました!!三ツ星ありがとう★


こげおじぃは、あぐらの上にいるのが大好きで、しばらくするとよだれを垂らしてご機嫌になります。笑
番長(亡くなった病院犬)とは犬猿の仲で、掃除中に顔を合わせると容赦なく猫パンチを食らわせていました👊
でも犬が嫌いなわけではなく、小型犬の子とは仲良くできたりもしました(^_^)

こげおじぃさんの体調が悪くなり、痩せて毎日の皮下点滴が始まり、主治医の池田先生から、そろそろどう看取るか考えなくちゃいけないよと言われ、最初はその言葉を受け入れることができませんでした。
それでもこげおじぃがくれた心の準備の時間で、どうしたいか考えました。
私は、こげおじぃには少しでも落ち着ける場所で穏やかに過ごしてほしい。
そして、できれば見送るその瞬間も、こげおじぃのそばで過ごしたいと思いました。

そして1月10日の夜中に当直のスタッフからおじぃの様子が変だと連絡が来ました。
酸素をかがせても呼吸が苦しそうだと…
そのまま急いで病院に行き、酸素室に入っているこげおじぃの前で一晩過ごしました。
そして11日の朝、スタッフが出勤してきて入院している子たちの処置が始まると、こげおじぃの呼吸がゆっくりになりました。
酸素室から出して、抱っこして皆に看取られて、そのまま眠るように旅立っていきました。
こげおじぃは最後まで私の望みを叶えてくれた、かっこいいおじぃでした!!

以前務めていたスタッフ達からもお花をもらって、ぬのかわ名物花まみれになったこげおじぃ(^^)とっても安らかな顔です。

こげおじぃ、たくさんたくさんありがとう!!
大好きだよー!!!