社員研修
こんにちは、副院長の池田です。
先日、社員研修を行いました。
当院には現在、獣医師12名、動物看護師12名、トリマー2名がいます。
今日の獣医療には多人数で取り組まなければ治すことができない疾患があります。
また、複数の医療従事者が様々な視点から診療に取り組むことは医療の質を高めることに繋がります。
しかし、互いに考えを共有する機会がなければ、せっかくのメリットが生かされません。
各自の意見を発信し、活発なディスカッションに繋げ、互いのコミュニケーションを促進することが重要です。
そこで、昨年から年1回、社員が集まって発表する場を設けるようにしました。
このように改めて発表する機会を設けることで、互いの考えをより深く共有することができ、
より良い医療の提供に繋がると考えています。
写真は今回発表してくれたスタッフです。
現在、当院では犬猫の医療に関わる様々な分野をより広く、
また深めていくために互いの長所を伸ばし合う体制を整えております。
今月よりリニューアルしたホームページも当院のスタッフが各自得意分野を担当してくれ、ページの内容を作成しました。 (素敵なウェブサイトをデザインしてくださったメディカルデザイン様にはこの場を借りてお礼申し上げます。)
これからも、より良い治療を提供していけるようこれからも邁進してまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
P.S.
今年度のノーベル生理学・医学賞はイベルメクチンの発見により線虫類の疾患の治療に多大な貢献をされた大村智先生が受賞されました。
このイベルメクチンという薬は、フィラリアを始めとした線虫類の特効薬で犬糸状虫症や回虫症など動物の疾患の治療にも欠かせない薬です。
人類だけでなく、様々な動物の命も救った薬を発見された大村先生の偉業に心より敬服致します。